今回の記事は東京・お台場でチームラボ・ボーダレスのデジタルアート展を堪能してきた話を書いていきます。
また、初めて行く人のためにチームラボ・ボーダレスまで行くためのアクセス・最寄駅についてもお伝えしていきます。
あなたのこんな疑問にお答えします。
結論から言うと「すべてのデジタルアート作品で感動しました!」という感じ。ただし、その中でも私の主観でこれはリピートしたいデジタルアート作品だ!というのをこの記事ではご紹介していきます。
1)人々のための岩に憑依する滝
2)追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして浮遊する巣
3)呼応するランプの森 -ワンストローク
(この記事は3分ほどで読めます。読んだ後には「東京・お台場のチームラボ・ボーダレスで絶対この作品は見ておこう」というものが自分の中で理解できた状態になります)
ではここから、1つずつご紹介していきます。
Contents
まずはじめに、東京・お台場のチームラボ・ボーダレスとは
キャッチコピーは『境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する』。
境界のないアートは、部屋から出て移動し、他の作品とコミュニケーションし、影響を受け合い、他の作品との境界線がなく、時には混ざり合う。そのような作品群によって境界なくつながっていく1つの世界「チームラボ ボーダレス」。
境界のないアートに身体ごと没入し、10,000㎡の複雑で立体的な世界を、さまよい、意思のある身体で探索し、他者と共に新しい世界を創り、発見していく。
東京・お台場のチームラボ・ボーダレスの開催概要について
会期 | 2018.6.21 (木) – 常設 |
開館時間 | 平日 10:00-19:00 土日祝 10:00-21:00 ※7月13日ー9月1日 は特別延長期間の為、全日10:00-21:00 ※EN TEA HOUSE – 幻花亭は、施設開館1時間後から営業。ラストオーダーは施設閉館の30分前です。 ※最終入館は閉館の1時間前です。 ※営業時間はシーズンによって異なります。 |
休館日 | 第2・第4火曜日 ※6月22日は特別休館日 |
住所 | 森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス 東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン 2階 |
チケット | ●エントランスパス(前売券・当日券 共通) 大人[高校生以上(15才〜)] 3,200円 子供[中学生以下(4〜14才)] 障がい者割引[手帳お持ちの本人様と同伴者1名まで購入可(入場には1人1枚チケットが必要となります)] ●ナイトパス(7月13日~9月1日入場分・18時以降入場・公式チケットサイトでのみ販売) 子供[中学生以下(4〜14才)] 障がい者割引[手帳お持ちの本人様と同伴者1名まで購入可(入場には1人1枚チケットが必要となります)] |
東京・お台場のチームラボ・ボーダレスまでのアクセス・最寄駅について
一例として、私のように大阪から東京・お台場のチームラボ・ボーダレスまで行く場合のアクセスについてお話していきます。
新幹線で新大阪駅〜東京駅まで来たあと、JR山手線外回り・品川・渋谷方面で新橋駅まで行き、そこからゆりかもめ・豊洲行で最寄駅の青海駅(あおみえき)まで行けば、駅直結でチームラボ・ボーダレスへ行くことができます。東京駅からの所要時間は約35分ぐらいでした。
(東京駅から新橋駅へはJR横須賀線・逗子行でも行くことができます)
青海駅を出て左側に行くとメガウェブ トヨタシティ ショーケースという施設がありますので、その中を通っていくとチームラボ・ボーダレスに着くことができます。
全体を見て回る所要時間はどれぐらいか
すべてのデジタルアート作品を見て・体感してまわるのならだいたい3時間程度は見ておいた方が良いでしょう。
昼間などはかなりの人がいるので、朝イチから並んで見るのがすべての作品を堪能するのには適していると思います。
またアメリカ合衆国の大統領夫人のメラニアさんが来館されたことで、さらに話題になっています。(2019年5月に来館)
その後にも行ってみたのですが、日本人ももちろん多かったのですが訪日外国人の方もかなり多い印象でした。(体感としては3〜4割ぐらい)
みなさんチームラボ ボーダレスの作品の数々を見て、驚きと感動の表情をされていました。
また、会場内は作品がプロジェクションされている所以外はかなり暗いので、一緒に行かれる方とはぐれないように気をつけておきましょう。
会場内の設備について
ベビーカー置き場
会場の入口を入って左側にベビーカー置き場があります。
会場内はベビーカーを押して進むことはできませんので、必ず置いておくようにしましょう。
ロッカー
ベビーカー置き場と同様に、会場の入口を入って左側にロッカーがあります。
すべての作品を見てまわるのには3時間程度は必要なので、重たい荷物はロッカーに入れておきましょう。
身軽な格好になることで、運動の森と呼ばれる身体を使った体験をするところも十分に楽しむことができます。
傘立て
ベビーカー置き場と同様に、会場の入口を入って左側にロッカーがあります。
会場内の散策に傘は必要ありませんし周りの方にぶつけることのないよう、傘は置いておきましょう。
チームラボ・ボーダレスの各エリアについて
Borderless World
エリアの名前にあるBorderless Worldの通り、各デジタルアート作品はそれぞれが境目なくつながっていて、作品同士がエリア内を行き交っており、常に新しい印象を与えてくれます。

チームラボ・ボーダレスの空間に入って初めに出会うのがこの「花と人の森、埋もれ失いそして生まれる」。
壁や床など空間全体にさまざまな種類の花が咲き誇っていて、自分自身も花に埋もれて作品の一部になっていきます。

チームラボ・ボーダレスの象徴的な作品で、広告物や雑誌などでキービジュアルとしても使われている作品である「人々のための岩に憑依する滝」。
滝の前に人が立ちはだかると、滝はなめらかに動きながら人を避けていきます。
空間には滝だけでなく花も咲き誇っており、鮮やかで美しいデジタルアートがそこには広がっていました。
流れ落ちる滝の様子を見ているだけで、時間を忘れそうになってしまいました。

チームラボアプリを使って自分の意思通りの表情を見せてくれるのが「Wander through the Crystal World」。
この作品のエリアでチームラボアプリを起動し、出てくる火や水などのアイコンを上へフリックすると作品が反応し、様々な光の明滅などで表現してくれます。

ハンモックの上で寝転んで見て体験するという斬新なデジタルアート鑑賞体験ができるのが「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして浮遊する巣」。
寝転んでこの作品を見ていると、自分が本当に浮遊しているような感じ。これは何度も何度も繰り返して体験してみるべきです。

スモッグと光の組み合わせでここまでの体験ができるのか、と感じさせてくれるのが「青の空間 赤い人々」。
音楽との相乗効果で感動がさらに何倍にも膨れ上がった体験でした。
運動の森
運動の森は子どもだけでなく大人も楽しめるデジタルアトラクションです。
会場ではワイワイ一緒に来ている人と楽しみながら体験している光景が広がっていました。

運動の森エリアに入ってまず最初に広がっているのが「グラフィティネイチャー 山山と深い谷」。
ここは自分が塗り絵をした生き物がこのエリアを動きまわります。
子どもだけでなく大人も楽しめるので、ぜひ体験してみましょう。

今までのチームラボのデジタルアート体験と違う作品として「マルチジャンピング宇宙」があります。
これはトランポリンのように飛び跳ねて遊ぶものですが、跳ねている人同士の床面のデジタルアートが影響を及ぼし合うのが体感できるので、身体を使って楽しみつつ視覚でも楽しい作品です。

ロープで吊られた棒が連結された空間を、グラグラ揺れるのに注意しながら進んでいく作品「色取る鳥の群れの中のエアリアルクライミング / Aerial Climbing through a Flock of Colored Birds」。
なかなかバランスを取りながら進むのが難しいのですが、それがワイワイしながら楽しむのにちょうどいいです。

運動の森の作品の中でも特に私が面白いと思ったのが「光の森の3Dボルダリング」。
同じ色の玉石(ボルダー)だけを使ってうまく進んでいくと、それに呼応した音がなるのですが、色によって進むための難易度が違うので、何度も楽しめる作品です。

インスタ映え間違いなしのデジタルアート作品「重力にあらがう呼応する生命の森」。
実際に私が行ったときも友人や恋人同士でオシャレに写真撮影をする様子がありました。
天井に浮遊している物体と床に置かれている物体、それぞれが呼応しながら色とりどりに表情を変えていくのが幻想的な作品でした。
学ぶ!未来の遊園地
全国各地で開催されている「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」がチームラボ・ボーダレス内でも体験できます。
大人も子どもも楽しめるので、ぜひこのエリアも楽しんでいきましょう。

「学ぶ!未来の遊園地」でも常に人気が高いのが「お絵かき水族館」。
10種類以上の海の生き物の中から選んで塗り絵をしてスキャンすると、壁に投影された海の中に自分が塗り絵をした生き物があらわれて自由に泳ぎ回ります。
塗り絵という行為自体、子どもが大好きなので必ず遊んでいくデジタルアート作品ですが、チームラボ・ボーダレスでは子どもだけでなく大人もみんな塗り絵をして、自分の作品が泳いでいるのを楽しんでいました。

子どもはもちろん大好きですが、大人も一緒に楽しめるのが「すべって育てる! フルーツ畑」。
スタッフの合図に従って一斉にすべるのですが、すべり台部分にあるくだもの同士がぶつかったりして様々な表情を見せてくれます。
すべって楽しい、見て楽しいデジタルアート作品です。
ランプの森

このデジタルアート作品「呼応するランプの森 – ワンストローク」は、これまでのチームラボの作品の中でも飛び抜けて幻想的で美しいと感じました。
インスタ映えはもちろんのこと、この空間の中にいるだけでとても不思議で癒される感覚を味わいました。
EN TEA HOUSE 幻花亭

お茶をあてるとそこに花が咲き、その花からお茶を移動させると花が散っていくさまが情緒を感じさせる「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」。
お茶が残っている限り花は咲き続け、お茶が無くなると花も散ってしまう。そんな感傷にも似た気持ちにひたれるデジタルアート作品です。
『チームラボ・ボーダレスでリピートしてでも見ておきたいデジタルアート3作品』
1)人々のための岩に憑依する滝

このデジタルアート作品は広告宣伝などの際にも使われていたぐらい有名な作品で、行ったことが無いひとでも知っているのではないでしょうか。
岩に向けて落ちてくる滝。滝は岩に当たって飛散し、岩に沿って新たな流れを作っていく。そして人間が滝が流れる動線嬢にいると、滝が人間を避けていく。
これはなかなか圧巻なデジタルアート作品でした。
2)追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして浮遊する巣

ハンモックに寝転がって、天井を見ながら体感するデジタルアート作品。
これのインパクトは非常に大きかったです。
寝転がって作品を見る経験自体、普段はなかなかできないことですし本当に浮遊している感覚があって見ている間中感動しっぱなしでした。
3)呼応するランプの森 -ワンストローク

こちらはインスタ映え必死のデジタルアート作品です。
その空間に入った瞬間、感動がふわぁ〜っとやってきました。
どの角度で写真や動画を撮影しても映えるデジタルアート作品です。
最後に|チームラボ・ボーダレスのデジタルアート作品はどれもクオリティが本当に高かった
チームラボ・ボーダレスのデジタルアート作品は、その一つ一つのクオリティが高いだけでなく、見る人・体験する人を魅了する力を持っています。
正直、私の気持ちとしては何時間でも没入して見ていられるほどでした。
今回は私の主観で3作品を厳選しましたが、あなたも実際に行ってみた際には、あなただけのお気に入りのデジタルアート作品を見つけてみてくださいね。