こちらの記事ではチームラボ『高知城 光の祭』デジタルアートイベントについてご紹介していきます。
あなたのそんな疑問にお答えします。
結論から言うと「チームラボの高知城ライトアップイベントは絶対に見ておいた方が良い」です。
1)高知城は日本三大夜城と言われるぐらい綺麗な夜景が見れる中でのライトアップイベントだから
2)チームラボのライトアップイベントはどこも、開催するごとに大盛況で大満足で終わっているから
3)いまの時期、チームラボのライトアップイベントが見て体験できるのはここだけだから
(この記事は3分ほどで読めます。読んだ後には「絶対この作品は見ておこう」というものが自分の中で理解できた状態になります)
公式サイトはこちらから->チームラボ・高知城 光の祭
ではここから、1つずつご紹介していきます。
『高知城のライトアップを見るべき3つの理由』
チームラボ・高知城 光の祭とは
高知城は、1601年から約10年の歳月をかけて築かれました。その後、火災にあいながらも江戸時代中期には創建当初の姿で再建されました。日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する貴重な城です。
チームラボは、「Digitized City」というアートプロジェクトを行っています。非物質的であるデジタルテクノロジーによって、街を物質的に変えることなく「街が街のままアートになる」というプロジェクトです。
「チームラボ 高知城 光の祭」では、江戸時代の姿を今に伝え、現在も高知の街の象徴である高知城を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変えます。
出典:チームラボ・高知城 光の祭 HPより
1)高知城は日本三大夜城と言われるぐらい綺麗な夜景が見れる中でのライトアップイベントだから
日本三大夜景と呼ばれる高知城でのライトアップイベントは、それだけで価値があります。
ただでさえ高い価値がある夜景に、チームラボのハイクオリティなデジタルアートがかけ合わされば、感動は何倍にもなります。
2)チームラボのライトアップイベントはどこも、開催するごとに大盛況で大満足で終わっているから
2018年のライトアップは夏頃に京都・下鴨神社でもありました。
こちらのライトアップもかなりの大盛況で終わったということで、期待感は大になることは間違いありません。
3)いまの時期、チームラボのライトアップイベントが見て体験できるのはここだけだから
日本三大夜景×チームラボ×期間限定という条件があれば、もう体験しに行く理由は十分揃っていると思います。
ぜひ、ご参考になれば幸いです。
イベント開催概要
開催場所 | 高知城 |
会期 | 2018.11.22(木)-2019.01.06(日) |
開催時間 | 17:30 – 21:30 |
住所 | 高知城・高知公園 高知県高知市丸ノ内1丁目2−1 |
チケット料金 | <前売券/団体券(20名以上)>※前売券の販売は、2018年11月21日(水)まで。 大人1,300円、中高生700円、小学生400円 <基本料金> |
展開コンテンツ | ・呼応する、立ちつづけるものたちと木々 ・高知城の石垣に住まう花と共に生きる動物達 ・Wave of Light of Kochi Castle ・呼吸し呼応する石垣 – 高知城 ・呼応する高知城 ・お絵かき龍馬たち |
展開コンテンツ詳細
呼応する、立ちつづけるものたちと木々

城跡に置かれた立ち続ける物体と、城跡の木々が光り輝く。
立ち続ける物体と木々の光は、それぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように強く輝いたり消えたりしている。
立ち続ける物体は人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣の立ち続ける物体と木々に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、立ち続ける物体と木々に連続して広がっていく。そして周りの「呼吸し呼応する石垣」にも呼応していく。
向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するだろう。
高知城の石垣に住まう花と共に生きる動物達

自然石をほとんど加工せずに積み上げた高知城の石垣に住まう動物の体には、花々が生えている。
花々は動物の体で生まれ、咲き、散って消えていく。
人々が動物に近づくと、花々は散っていく。
花々が全部散ると、動物は消えていく。
Wave of Light of Kochi Castle

高知城は、日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する城。その本丸と二ノ丸を結ぶ渡り廊下の襖に、波を描いたインスタレーション作品。
波はコンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし構築している。水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動で線を描き、三次元上の波の表層に線を描いている。そして、立体的に描かれた線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し映像作品にしている。
前近代の日本の絵画では、川や海など水は、線の集合として表現されることが多い。そして、その線の集合はまるで生き物かのようにどこか生命感を感じる。前近代の人々らには、実際、古典的な日本の絵画(川や海などで言うならば、まるで生き物のように見える線の集合)のように、世界が見えていたのではないだろうか。
「なぜ、前近代の人々が川や海そのものに生命を感じていたかのようなふるまいをしていたのか?」、そして、「なぜ、彼ら自身も自然の一部であるかのようなふるまいをしていたのか?」という疑問へのヒントが、それらの絵画表現の中にあるように感じる。
もし、ビデオカメラで切り取った本物の波よりも、本作の波の方に、より鑑賞者と作品世界との間に境界線がなくなるような、作品世界に入り込むような感覚、もっと大胆に言えば、その線の集合にすら生命体だと感じ、まるで鑑賞者が波に憑依するかのような体験をするならば、前近代的な日本の「世界の見え方」と、そこから発生する「世界に対するふるまい」とのつながりが見えてくる。
自然とは観察の対象ではなく、「自分自身も自然の一部である」と考えていたかのようなふるまいは、単に、かつての人々の見え方が、川や海のような自然の一部を生命体のように見せ、自然の一部にすら憑依させてしまいやすい見え方だったからではないだろうか。つまり、自然と自分との境界がないような感覚になりやすい見え方だったからではないだろうかと思うのだ。
呼吸し呼応する石垣 – 高知城

高知城は、日本で唯一、天守だけでなく本丸全体の建造物がほぼ完全に現存する城。その石垣が、全長約500mに渡って光り輝く。
石垣の光は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅する。
二ノ丸・三ノ丸の「呼応する、たちつづけるものたちと木々」から伝播してきた光に呼応し、強く輝き、連続して広がっていく。
呼応する高知城

高知城の本丸の光は、自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅する。
二ノ丸・三ノ丸の「呼応する、たちつづけるものたちと木々」、追手門から三ノ丸・二ノ丸・本丸へと続く石垣の「呼吸し呼応する石垣 – 高知城」から伝播してきた光に呼応し、強く輝く。
お絵かき龍馬たち

この草原は、みんなの描いた高知にゆかりのある歴史上の人物とピープルが集まる広場です。
紙に自由に、高知にゆかりのある歴史上の人物(坂本龍馬、坂本乙女、板垣退助、長宗我部元親)や、ピープル(男の子や女の子)を描きます。すると、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の巨大な草原で歩き出します。
歴史上の人物やピープルに触ると、びっくりして、様々なアクションをとります。
出典:すべてチームラボ・高知城 光の祭 HPより
最後に|この時期にしか見られないチームラボ・高知城 光の祭をぜひ見に行ってみよう
チームラボのイベントはこれからも色々な場所で見れると思いますが、高知城でのライトアップイベントはこのタイミングでしか見ることができません。
あとで後悔しないように、年末年始までに予定を立ててぜひ見にいってみてくださいね。
公式サイトはこちらから->チームラボ・高知城 光の祭