こちらの記事ではチームラボのデジタルアート展『世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい』姫路市立美術館についてご紹介していきます。
あなたのそんな疑問にお答えします。
結論から言うと「姫路市立美術館で開催されるチームラボのデジタルアートイベント『世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい』は絶対に見ておいた方が良い」です。
1)姫路市立美術館で初開催のデジタルアート展だから
2)チームラボのデジタルアートイベントはどこも、開催するごとに大盛況で大満足で終わっているから
3)2019年4月-6月の時期、チームラボのデジタルアートイベントを関西エリアで見て体験できるのはここだけだから
(この記事は3分ほどで読めます。読んだ後には「絶対この作品は見ておこう」というものが自分の中で理解できた状態になります)
公式サイトはこちらから->チームラボ・姫路市立美術館
ではここから、1つずつご紹介していきます。
Contents
- チームラボのデジタルアートイベント『世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい』姫路市立美術館について
- イベント開催概要
- 展開コンテンツ詳細
- 世界は暗闇から始まるが、それでもやさしくうつくしい / Born From the Darkness a Loving, and Beautiful World
- Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる / Black Waves: Lost, Immersed and Reborn
- 永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども、共に生きる / Continuous Life and Death at the Now of Eternity, Cannot be Controlled but Live Together
- 世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う / United, Fragmented, Repeated and Impermanent World
- 実際に作品を見てみた私の感想
- 最後に|この時期にしか見られないチームラボのデジタルアートイベント『世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい』姫路市立美術館をぜひ見に行ってみよう
チームラボのデジタルアートイベント『世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい』姫路市立美術館について
イベント開催概要
エキシビジョン名 | チームラボ 世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい |
会期 | 2019.4.20 (土) – 2019.6.16 (日) |
時間 | 10:00 – 17:00 (最終入場 16:30) ※4.27(土)から5.6(月)までは下記 10:00 – 18:00 (最終入場 17:30) |
休館日 | 月曜日 ※ただし、4.29(月)、5.6(月)は開館 |
住所 | 姫路市立美術館 企画展示室 兵庫県姫路市本町68-25 |
料金 | 【前売券】 一般 1,200円 大高生 800円 中小生 400円 未就学児 無料 ※前売り券販売期間:3.8(金) – 4.19(金) 【通常券】 【団体券(20名以上)】 チケット販売: 姫路市立美術館 |
主催 | 姫路市立美術 株式会社神戸新聞 株式会社サンテレビジョン 竹田印刷株式会社 |
後援 | ラジオ関西 |
展覧会アドバイザー | 南條史生(美術評論家・森美術館館長) |
特別協力 | Pace Gallery 高橋コレクション |
注意事項 | 混雑状況に応じて、入場を規制させていただきます。 時間に限りがありますので、予定人数を超えた場合、ご来場いただいてもご入場いただけない場合もございます。 内容は急遽変更になる可能性がございます。 |
お問い合わせ | 姫路市立美術館 Tel. 079-222-2288 |
展開コンテンツ詳細
世界は暗闇から始まるが、それでもやさしくうつくしい / Born From the Darkness a Loving, and Beautiful World
人々が文字に近づくと、その文字がもつ世界が表れ、世界を創っていく。そして、世界の中で互いに影響し合う。
投影された世界の裏側には、360度広がる空間があり、文字から生まれたものたちは、空間上のそれぞれの位置や、それぞれが持つ知能や関係性、物理的な影響などによって、互いに影響を受け合いながら、空間上でリアルタイムに計算され、複雑かつ自然な世界をつくっていく。例えば、風が吹けば、風の物理的な影響を受け、蝶は火が嫌いで離れるが、花は好きで近づいていく。自然の景色に同じ瞬間がないように、同じ瞬間は二度となく、常に初めて見る景色を創り出す。
漢字が亀の甲羅や牛や鹿の骨、青銅器に刻まれていたころ、漢字の一文字は、ひとつの世界を持っていた。漢字を通して人々が呼び出した世界は、連続し、互いに相互作用を与えながら、世界は創られていく。
Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる / Black Waves: Lost, Immersed and Reborn
1つの連続した波によるインスタレーション(波は展示空間内で一筆書きのように全て連続して繋がっている)。人々は、他者と共に作品の一部となり、溶け込んでいくことで、自分と他者との境界を連続的なものに変え、そして私たちと世界との、境界のない新しい関係を模索する。
コンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし波を構築している。水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、水の粒子の挙動で線を描き、三次元上の波の表層に線を描いている。そして、立体的に描かれた線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し映像作品にしている。
永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども、共に生きる / Continuous Life and Death at the Now of Eternity, Cannot be Controlled but Live Together
現実の時間の流れの中で、花々は生まれ、つぼみをつけ、咲き、やがては散り、枯れて、死んでいく。花は誕生と死滅を永遠に繰り返し続けていく。
作品の置かれた場所の日の出とともに作品世界も明るくなり、日の入りとともに暗くなっていく。そして、1年を通して、咲いていく花々が移り変わっていく。
花は、人々が触れると、散って死んでゆき、じっと触り続けるとその付近の花々は普段より多く生まれ、咲き渡る。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。
あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の 状態が複製されることなく、変化し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う / United, Fragmented, Repeated and Impermanent World
インターネットによって人々と作品の関係は変化し、人々は作品に参加し一体となってきている。
『Nirvana』を発展させ、繊細な線で描かれた升目画の世界と、升目ごとに抽象化された世界とが、鑑賞者の存在により入り混じるインタラクティブ作品。
升目をピクセルとして見立て、空間が動いていきながらも、画面内で固定化された升目で抽象化していていくという新しい視覚効果を作り、鑑賞者の存在によって、繊細な線で描かれた升目画の世界と、升目によって抽象化されて描かれた世界とが入り混じる。
実際に作品を見てみた私の感想
どの作品も「おお〜!」という感動があり、見ていて飽きませんでした。
正直、何時間でもいられる空間です。
私が特に気に入った作品は「永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども、共に生きる」。
生命が生まれて死んでいく様子、そして世界は続いていく様子、それが非常に美しく表現されていました。
絶対にこのイベントには行くべきです。
https://www.instagram.com/p/Bwn6N0XA0r4/?utm_source=ig_web_copy_link
最後に|この時期にしか見られないチームラボのデジタルアートイベント『世界は暗闇からはじまるが、それでもやさしくうつくしい』姫路市立美術館をぜひ見に行ってみよう
チームラボのイベントはこれからも色々な場所で見れると思いますが、姫路市立美術館でのデジタルアートイベントはこのタイミングでしか見ることができません。
あとで後悔しないように、事前に予定を立ててぜひ見にいってみてくださいね。
公式サイトはこちらから->チームラボ・姫路市立美術館