【書評・要約】Kindle版が無料!?『実験思考』を読んで得られた今取り組むべきただ1つのこと

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この記事では、ビジネス読書YouTuberのイツキが光本勇介さんのビジネス書『実験思考』の書評・要約についてご紹介していきます。

質問者さん

Kindle版では無料と噂の『実験思考』にはどんな内容が書かれているのかな?

光本勇介さんは数々のビジネスを手がけてきた起業家です。
数多く手がけてきたからこそ、すべてのビジネスがうまくいったわけではないようですが、無料でネットショップが開業できるサービスSTORE.jpはスタートトゥデイに売却。即現金化アプリのキャッシュはDMM.comに70億円で売却していたりとすばらしい実績を持たれている起業家です。

そんな光本さんがこの『実験思考』で語られている内容は、起業家だけでなくビジネスマンがさらにスキルアップ、キャリアアップするための知見やノウハウが込められています。

ではまず結論として本書の要約から。

『実験思考』から得られる今取り組むべきただ1つのこと
常に『今何が求められているのか?』という時流を読み、波が起きる直前に参入してうまく波乗りするための準備をしていくこと。

そのための準備としてはマス(大衆)の関心事を知るために、以下の2点に取り組む
・iTunesのトップ10をかならず毎月ダウンロードし体験
・Yahoo!ニュースのトップページをチェック

そして「こんなモノがあったらいいのに」というものは、まずはすぐにモックアップというデザインのみの状態のダミーアプリを作ってしまう。作って、出して、反応を見る。

(この記事は2分ほどで読めます。読んだ後には「光本勇介さんのビジネス書『実験思考』の書評・要約」について自分の中で理解できた状態になります)

私のYouTubeチャンネルでもご紹介しています。ぜひ合わせてご覧くださいませ。

光本勇介さんの起業家としての歩み

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時代を先取りして儲かるビジネスの実践

光本さんはインターネットを使って「メルカリ」や「クラウドソーシング」が無かった時代に同じようなサービスを提供していた。
ニーズは十分だったので、ある程度ここで儲ける経験をすることができた。

光本さんのすごいところは既成概念にとらわれず、相手が求めているものを生み出して提供し、実際に価値をつくりだしていること。

新卒の時には新卒採用をしていないオグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパンという外資の広告代理店に入社

まずは7回履歴書を送ってみたがうまくいかず、最終的に社長宛に直接履歴書を送った結果、入社することができた。
先ほどの『時代を先取りしたメルカリ・クラウドソーシング的ビジネス』の実践と同じように、既成概念にとらわれずにあらゆる手段を使って自分の目的を実現しています。

目的達成のためのアプローチ方法は勉強になるところが多い。

カーシェアリング会社「ブラケット」を起業したが、時代が早すぎた

時代を先取りしたビジネスとしてカーシェアリング会社を立ち上げたが、なかなか市場に受け入れられず撤退することに。
ここで、時代を先取りし過ぎてもビジネスとして成立しないという経験を得ることができた。

STORES.jpで波に乗る

無料でネットショップが開業できるWebサービス『STORES.jp』をリリースし、大きい反響を得る。
そしてZOZO前澤さんから業務提携の話があったが、出資してもらいたいと思いZOZOが100%でSTORES.jpを買収となった。

時流に乗ったビジネスを生み出すこと自体すばらしいことですが、光本さんはさらに業務提携よりも深くビジネスに関わってもらえる買収の流れをつくったこともすばらしいと感じます。

その後、光本さんはZOZOから離れて新たなビジネスに挑戦していく。

CASHをリリースしてさらに波に乗る

即現金化アプリCASHはサービス開始16時間で3.6億円をばらまいた。
この経験から、すぐに現金が手に入るというニーズが多くの人に求められていることが実感できた。

ちなみにCASHアプリ利用の流れは以下の通り。

1)現金化したいモノのブランドや商品ジャンルを選択し写真を撮る
2)査定額が表示され、OKであればその金額が瞬時にアプリにチャージされる
3)チャージされたお金は銀行やコンビニで現金として受け取れる
4)ユーザーはモノをCASHに送る
※モノを送ることができない場合は手数料と共に2ヶ月以内に返金する必要がある。

2017年6月にリリースした「CASH」は、想定以上の支払い金額になることが判明してすぐにすぐに休止となりましたが、体制を整えた上で8月に再開。

それから2ヶ月後の10月、DMM.comの会長・亀山さんからCASHを売ってほしいと連絡があり、光本さんは70億円を提示。
亀山さんはその条件をすぐに飲み、CASHを運営するBANKはDMMの完全子会社となった。

新たな波を求めて

光本さんはMBO(マネジメント・バイ・アウト)を実施し、DMMグループからの独立を果たす。

マネジメント・バイ・アウトとは
会社経営陣が株主から自社株式を譲り受けたり、事業部門統括者が当該事業部門を事業譲渡されたりすることで、オーナー経営者として独立する行為である。
引用:Wikipediaより

AMは運動、PMは19時まで会社でミーティング。

できるだけ創造的なことに時間を使うようにしている。そうして事業のアイデアや改善案を生み出している。
流行っているものにはなるべく触れるようにしている。
メジャーなサービスや新しいモノもいちおう全部知るようにしている。それは流行るものにはかならず理由があり、それがマスの人たちの感覚だから。

そして新たなビジネスを生み出すことを決意し、活動を続けられています。

『実験思考』から得られる今取り組むべきただ1つのこと

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波が起きる直前に参入してうまく波乗りするための準備をする

サービスリリースにはタイミングが重要。早すぎても遅くてもダメ。
波が起きる直前に参入してうまく波乗りをすること。

なぜならどれだけ内容が良かったとしても、サービスリリースのタイミングが早すぎると、サービスの利用や成長につながらない。

具体的には、今では当たり前になったカーシェアリング会社「ブラケット」を立ち上げたが市場にカーシェアをするニーズがなく、撤退することになった。

また、後発で市場シェアを獲得するためにはフリマアプリのメルカリのように資金力がなければシェア拡大をすることができないため。

マス(大衆)の関心事を徹底的に調べる

具体的な方法として、光本さんは以下のようなことを挙げられています。

・iTunesのトップ10をかならず毎月ダウンロード
・Yahoo!ニュースのトップページをチェック

そしてアイデアの種を生み出していくために、『ぼくだったらこうするメモ』を書いていく。

普通の生活をしていると世の中は不便なことだらけ。
だから寝る前に1日を振り返ってみて、不便だったことを思い出してメモをする。

ニーズがありそうならすぐにモックアップを作って反応を見てみる

「こんなモノがあったらいいのに」というものは、まずはすぐにモックアップというデザインのみの状態のダミーアプリを作ってしまう。作って、出して、反応を見る。

サービスを作るときは、「削る」ことのほうが多い。
ユーザーの思考を使わないようにする。考えずに使える様にする。

サービスの明暗を分けるのは、世界観、体験、表現。

それを実践していくために常に実験思考を頭に入れておき、行動に起こす。

まとめ|波に乗るタイミングを見極めて準備しよう

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今回お話してきたことを改めてまとめてみます。

●『実験思考』から得られる今取り組むべきただ1つのこと

・波が起きる直前に参入してうまく波乗りするための準備をする

↓ そのために

・マス(大衆)の関心事を徹底的に調べる

↓ その上で

・ニーズがありそうならすぐにモックアップを作って反応を見てみる

光本さんは時流を掴んでビジネスを生み出す力がある起業家。
そんな光本さんから学べることは本当に多いです。

そして時流を掴むことができるビジネスを生み出すためには、日常生活の中でいかに疑問や不便さを感じ、どうすればそれを解消できるのかを考え、テストしていくことが必要なのだと教えられました。

この『実験思考』をぜひ読んでいただき、あなたも今すぐ行動を起こしていきましょう。