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『天気の子』をもう一度観たくなる|主題歌「グランドエスケープ」の歌詞の意味を徹底考察

グランドエスケープ歌詞の徹底考察記事のアイキャッチ画像

この記事では新海誠監督の最新作映画『天気の子』の主題歌「グランドエスケープ」の歌詞の意味について徹底考察したものをご紹介しています。

あなたはもう、『天気の子』を観にいきましたか?
私は公開してすぐに娘(6歳)と一緒に観にいきました。
以前から娘が「観たい!観たい!」と言っていたのでちょうど良かったです。

『君の名は。』に続き、主題歌のすべてをRADWINPSが手がけていますが、どの曲も素晴らしすぎました。
ストーリーとの相性やタイミングもバッチリでしたし、クライマックスはずっと涙を流しっぱなしでした。
それぐらい、感動できる曲でした。

今回はその中の「グランドエスケープ」について、私なりに歌詞について考察したものを書いてみました。

ぜひ一度、ご覧になってくださいませ。

こちらの記事では、『天気の子』を観た上でのあらすじネタバレと考察をご紹介しています。ぜひ合わせてご覧くださいませ。
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『天気の子』主題歌「グランドエスケープ」の歌詞全文

天気の子 帆高の画像(C)2019「天気の子」製作委員会

空飛ぶ羽根とひきかえに
繋ぎ合う手を選んだ僕ら
それでも空に魅せられて
夢を重ねるのは罪か

夏は秋の背中を見て
その顔を思い浮かべる
憧れなのか 恋なのか
叶わぬと知っていながら

重力が眠りにつく 千年に一度の今日
太陽の死角に立ち 僕らこの星を出よう
彼が目を覚ました時 連れもどせない場所へ
せーので大地を蹴って ここではない星へ
行こう

もう少しで運命の向こう
もう少しで文明の向こう(行こう)
もう少しで運命の向こう
もう少しで

夢に僕らで帆を張って
来たるべき日のために夜を越え
いざ期待だけ満タンで
あとはどうにかなるさと肩を組んだ
怖くないわけない でも止まんない
ピンチの先回りしたって
僕らじゃしょうがない
僕らの恋が言う
声が言う
行けと言う

作詞作曲:野田洋次郎

『天気の子』主題歌「グランドエスケープ」それぞれの歌詞についての徹底考察

出典:映画『天気の子』予告動画より

空飛ぶ羽とひきかえに 繋ぎ合う手を選んだ僕ら〜

空飛ぶ羽根とひきかえに
繋ぎ合う手を選んだ僕ら
それでも空に魅せられて
夢を重ねるのは罪か

作詞作曲:野田洋次郎

“空飛ぶ羽根”は『晴れた世界』を指す。晴れていれば雨を気にせず自由に空を飛ぶことができる鳥というイメージで表現している。

“繋ぎ合う手を選んだ僕ら”は『陽菜と一緒にいることを選択して、雨が降り続く世界に変えてしまった』ことを指している。

“それでも空に魅せられて夢を重ねるのは罪か”は『陽菜と一緒にいることを選びながら、それでも晴れた世界を求めることは罪なんだろうか。おそらくそうなんだろう』という心理状況を表現している。

夏は秋の背中を見て その顔を思い浮かべる〜

夏は秋の背中を見て
その顔を思い浮かべる
憧れなのか 恋なのか
叶わぬと知っていながら

作詞作曲:野田洋次郎

“夏は秋の背中を見て”は『雨の降り続く世界』と『晴れた世界』のことを表現している。

“憧れなのか 恋なのか”は『その思いは憧れか恋かはわからないぐらい曖昧だけど強い気持ち』を表現している。

でもしかし『雨』は『晴れ』を見ることは決してできない。その前兆を感じることだけ。

重力が眠りにつく 千年に一度の今日〜

重力が眠りにつく 千年に一度の今日
太陽の死角に立ち 僕らこの星を出よう
彼が目を覚ました時 連れもどせない場所へ
せーので大地を蹴って ここではない星へ
行こう

作詞作曲:野田洋次郎

“重力“は『天気の巫女の人柱としての運命』を表している。
そしてその運命から解き放つことができるのは“千年に一度の今日”と表現されるようにチャンスが限られていることを伝えている。
帆高は代々木のビルの屋上の鳥居という限られたチャンスでしか陽菜を運命から解放できないことを直感し、行動した。
“彼=重力=運命”から解き放つために。

もう少しで運命の向こう〜

もう少しで運命の向こう
もう少しで文明の向こう(行こう)
もう少しで運命の向こう
もう少しで

作詞作曲:野田洋次郎

“もう少しで運命の向こう”という歌詞は、運命から陽菜を解き放つために行動し、運命に抗っている様子が表現されている。

夢に僕らで帆を張って 来たるべき日のために夜を越え〜

夢に僕らで帆を張って
来たるべき日のために夜を越え
いざ期待だけ満タンで
あとはどうにかなるさと肩を組んだ
怖くないわけない でも止まんない
ピンチの先回りしたって
僕らじゃしょうがない
僕らの恋が言う
声が言う
行けと言う

作詞作曲:野田洋次郎

陽菜と一緒にいたい・守りたいという純粋な“夢”に向かって行動し、“怖くないわけない でも止まんない”という歌詞にあるように、この先何が起こったとしても、すべてを捨ててでも陽菜といる世界を望むという覚悟が表現されています。

『天気の子』主題歌「グランドエスケープ」の考察まとめ

(C)2019「天気の子」製作委員会

『天気の子』主題歌「グランドエスケープ」、何度聞いても心揺さぶる名曲ですね。
今回、『天気の子』を観てはじめて歌詞についての考察をしてみたので、読んでいて違和感のある部分がありましたら申し訳ありません。
数をこなして良い考察を書けるように精進していきます。

歌詞の考察は映画の魅力をさらに深く知ることができるので、本当におすすめです。
人それぞれ感じることが違うと思いますので、この考察を一つの考え方としてとらえていただけますと幸いです。

YouTubeではキレイな歌声でカバーしているアーティストさんがいるので、合わせて動画を貼っておきます。

ぜひ一度、聞いてみてくださいね。