映画

知らないままで良いの?『天気の子』が100億円の興行収入を突破できたのかを「3つの理由」を元に考察してみた

新海誠監督の映画『天気の子』が興行収入100億円を突破できた3つの理由考察記事のアイキャッチ画像

この記事は新海誠監督の映画『天気の子』を観た私が、2019年8月22日に興行収入100億円を突破できた要因について、私なりに考察してみたものです。

2016年度の映画で興行収入250億円を達成した『君の名は。』に続き、2019年8月22日に2作連続で『天気の子』が興行収入100億円を突破しました。

本当に素晴らしい快挙ですね。

しかも、8月22日はヒロイン・陽菜ちゃんの誕生日ということで、素敵な偶然が重なった日となりました。





実際に私も観に行きましたが、『天気の子』は『君の名は。』はまた違う魅力が詰まった映画でした。

結末については賛否両論あるとは思いますが、私はあのラストで良かったと感じています。

その理由については、こちらのYouTube動画でお話しています。ぜひ合わせてご覧くださいませ。

さて今回は、新海誠監督の『天気の子』がなぜ興行収入100億円を突破できたのか?について、私なりの考察をお話したいと考えております。

またその理由については、こちらのYouTube動画でもお話しています。ぜひ合わせてご覧くださいませ。

こちらの記事では、『天気の子』を観た上でのあらすじネタバレと考察をご紹介しています。ぜひ合わせてご覧くださいませ。
読めばもう一度観たくなる『天気の子』あらすじネタバレ結末と感想・評価
こちらの記事では、『天気の子』を観た上で感じた作品のテーマについて考察をしています。ぜひ合わせてご覧くださいませ。
私が作品のテーマを『変化と普遍』と感じた理由とは?新海誠監督・映画『天気の子』考察・感想
こちらの記事では、『天気の子』主題歌「グランドエスケープの歌詞考察についてご紹介しています。ぜひ合わせてご覧くださいませ。
『天気の子』をもう一度観たくなる|主題歌「グランドエスケープ」の歌詞を徹底考察

ではここから、具体的にお話していきます。

新海誠監督の『天気の子』は2作連続で興行収入100億円を突破できたのかについて、3つの理由を元にした私の考察

天気の子 帆高の画像(C)2019「天気の子」製作委員会

問いかけと結論

なぜ『天気の子』は750万人の動員と2作連続の興行収入100億円の達成ができたのか?

結論としては、『君の名は。』で獲得した新海誠監督ファンによる話題化と巻き込み力があったから。

私はこのように考えています。
その理由と根拠について、具体的にお話していきます。

理由・根拠・結論

大前提として、『天気の子』の作品としての素晴らしさとRADWINPSの主題歌の素晴らしさはもちろんあります。

『君の名は。』の大ヒットにより、新海誠監督の知名度とファン化が大きく進んだ。
実際に『君の名は。』だけでなく、過去の作品である『ほしのこえ』(2002)『雲のむこう、約束の場所』(2004)『秒速5センチメートル』(2007)『星を追う子ども』(2011)『言の葉の庭』(2013)なども注目されるようになった。

一つ目の要因|新海誠監督のファンが公開と同時に観に行ったため

そんな新海誠監督ファンが最新作『天気の子』公開と同時に観に行ったことが一つ目の要因。
そして『天気の子』を観た感想を一斉に配信。新海誠ファン以外の人にも情報や口コミが目に触れる状況を作り出した。
興行収入250億円となった『君の名は。』の時もそうでしたが、流行や話題に敏感なアーリーアダプター層を刺激して鑑賞させていき、それが拡大し続けたことで世間に一気に広まりました。

二つ目の要因|企業と世間を引き込んだ巻き込み力

『君の名は。』の大ヒットがあったことで宣伝プロモーションにも力が入っていた。
通常のTVCMや映画館での事前告知などはもちろんのこと、ハウスメーカーやコンビニなどとのタイアップ広告が多かった。
そして映画との相性が良いAmazon Primeなどのビデオ・オンデマンドサービスでは、新海誠監督の過去の作品が観れるようになっており、ありとあらゆる生活シーンで『天気の子』の情報に接触し、新海誠監督ファンはもちろんのこと、世間に幅広く知ってもらうことができた。

三つ目の要因|夏休みという絶好の上映タイミング

子どもの夏休みはもちろんのこと、社会人もお盆休みという長期休暇があるので娯楽として映画を観に行きやすい環境にあります。
毎年・夏には大作映画が公開されますよね。
今年は蜷川美花監督の「ダイナー」「トイ・ストーリー4」「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」「トーキョーグール」「ペット2」「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」など目白押しでしたが、先ほどの企業と世間の巻き込み力があったことで、『天気の子』の注目度は抜群だった。

今回の100億円突破を受けて、さらに『天気の子』を鑑賞する人は増えていくと考えられます。

2作連続で100億円を突破したのは新海誠監督と宮崎駿監督だけ

日本映画で100億円を超えたのは『君の名は。』以来3年ぶり。
そして2作連続の100億円突破は新海誠監督と宮崎駿監督だけ。

この二人の共通点は、映画を観た人を監督のファンにしたこと。
「この監督の作品なら間違いなく素晴らしいものだろう」
という期待感と安心感があった。

これはYouTuberの登録者であるファンも同じだと思います。
ヒカキンさん、はじめしゃちょーさん、ヒカルさん、ラファエルさん、カジサックさんなど、その人がつくる作品が面白くて、日々の娯楽や癒しになっていて、だからこそ習慣的に視聴しているし、積極的にその魅力をファンが発信している。

作品だけでなく「人」に濃いファンを作ることが今回の大成功につながっているのだと感じました。

最後に|『天気の子』は興行収入100億円を突破した今、『君の名は。』の興行収入250億円を超えることができるのか?

出典:映画『天気の子』予告動画より

結論から言うと、『君の名は。』の興行収入250億円を突破する可能性は十分にあると思います。

理由としては新海誠監督のファンという下地がある上で、さらにファン以外の層を取り込むことができているからです。

賛否両論の結末であるということや100億円を突破したのがヒロイン・陽菜の誕生日だったということもさらに話題化のタネになりますし、『天気の子』を観に行く人をさらに増やすことにつながると思います。

今回の考察で、作品だけでなく監督という「人」に濃いファンをつくることが大ヒットの秘訣になるということがわかり、改めて今後の考察の参考になりました。

また『天気の子』が観たくなったので、ぜひ観に行こうと思います。

それでは最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。