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『天気の子』をもう一度観たくなる|主題歌「愛にできることはまだあるかい」の歌詞の意味を徹底考察

『天気の子』の「愛にできることはまだあるかい」の歌詞の意味についての徹底考察記事のアイキャッチ画像

この記事では新海誠監督の最新作映画『天気の子』の主題歌「愛にできることはまだあるかい」の歌詞について徹底考察したものをご紹介しています。

『天気の子』ですが、2019年8月22日に興行収入100億円を突破して、さらに動員数を増やしていっていますね。

ストーリーや主題歌の素晴らしさはもちろんのことですが、観客に色々と考える余地を与える「余白」がうまく表現されていますね。

だからこそ、観た人はその感動や感じたことを誰かに伝えたくなる。
そして『天気の子』の魅力がより多くの人に広まっていく。
そんな好循環ができているのではないかと感じています。

今回は『天気の子』の主題歌「愛にできることはまだあるかい」の歌詞の意味についての考察を書いていきます。

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『天気の子』主題歌「愛にできることはまだあるかい」の歌詞全文

(C)2019「天気の子」製作委員会

何も持たずに 生まれ堕ちた僕
永遠の隙間で のたうち回ってる

諦めた者と 賢い者だけが
勝者の時代に どこで息を吸う

支配者も神も どこか他人顔
だけど本当は 分かっているはず

勇気や希望や 絆とかの魔法
使い道もなく 大人は目を背ける

それでもあの日の 君が今もまだ
僕の全正義の ど真ん中にいる

世界が背中を 向けてもまだなお
立ち向かう君が 今もここにいる

愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい

君がくれた勇気だから 君のために使いたいんだ
君と分け合った愛だから 君とじゃなきゃ意味がないんだ

愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい

運命(さだめ)とはつまり サイコロの出た目
はたまた神の いつもの気まぐれ

選び選ばれた 脱げられぬ鎧
もしくは遥かな 揺らぐことない意志

果たさぬ願いと 叶わぬ再会と
ほどけぬ誤解と 降り積もる憎悪と

許し合う声と 握りしめ合う手を
この星は今日も 抱えて生きてる

愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい

君がくれた勇気だから 君のために使いたいんだ
君と育てた愛だから 君とじゃなきゃ意味がないんだ

愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい

何もない僕たちに なぜ夢を見させたか
終わりある人生に なぜ希望を持たせたか

なぜこの手をすり抜ける ものばかり与えたか
それでもなおしがみつく 僕らは醜いかい
それとも キレイかい

答えてよ

愛の歌も 歌われ尽くした
数多の映画で 語られ尽くした
そんな荒野に 生まれ落ちた僕 君 それでも

愛にできることはまだあるよ
僕にできることはまだあるよ

作詞作曲:野田洋次郎

RADWINPSのYouTube動画「愛にできることはまだあるかい」は、こちらから見ることができます。

『天気の子』主題歌「愛にできることはまだあるかい」それぞれの歌詞についての徹底考察

出典:映画『天気の子』予告動画より

「愛にできることはまだあるかい」の歌詞を見て私が考えた意味合いは、『たとえ誰かにさだめられた運命があったとしても、愛がその運命を断ち切る力になる』ということ。

愛にできること、そして自分にできること。
愛についてはこれまで歌や映画で表現されつくしてきたけども、まだ他にも愛にできることはある。
それは運命を断ち切る力。
そしてその力を僕は君のために使うよ。ということ。

愛という普遍のテーマを使った、聞く人の心を大きく揺さぶる名曲だと思います。

何も持たずに 生まれ堕ちた僕〜

何も持たずに 生まれ堕ちた僕
永遠の隙間で のたうち回ってる

諦めた者と 賢い者だけが
勝者の時代に どこで息を吸う

作詞作曲:野田洋次郎

人間はみんな、何も持たずに生まれてくる。
そして生きていくために、この世界でもがいている。

世界の仕組みに抗うことをやめて順応する人、そして世界の仕組みをつくる人だけがこの世界で勝ち組になっている。

支配者も神も どこか他人顔〜

支配者も神も どこか他人顔
だけど本当は 分かっているはず

勇気や希望や 絆とかの魔法
使い道もなく 大人は目を背ける

作詞作曲:野田洋次郎

世界は今のままでは間違った方向に進むかもしれない。
本来人間が持っている武器である勇気・希望・絆は宝のもちぐされになっている。

それでもあの日の 君が今もまだ〜

それでもあの日の 君が今もまだ
僕の全正義の ど真ん中にいる

世界が背中を 向けてもまだなお
立ち向かう君が 今もここにいる

作詞作曲:野田洋次郎

そんな中でも僕が愛する君は、今この瞬間も運命に立ち向かっている。

愛にできることはまだあるかい〜

愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい

君がくれた勇気だから 君のために使いたいんだ
君と分け合った愛だから 君とじゃなきゃ意味がないんだ

愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい

作詞作曲:野田洋次郎

君と一緒に運命に立ち向かうために、僕にできることは何なのか。
君のためにできること、君と一緒にいるためにできることは何なのか。

運命(さだめ)とはつまり サイコロの出た目〜

運命(さだめ)とはつまり サイコロの出た目
はたまた神の いつもの気まぐれ

選び選ばれた 脱げられぬ鎧
もしくは遥かな 揺らぐことない意志

作詞作曲:野田洋次郎

運命は神の気まぐれのように理不尽で抗うことが難しいもの。
そして一度運命を決められてしまえば、その役割をまっとうしなければならない。

果たさぬ願いと 叶わぬ再会と〜

果たさぬ願いと 叶わぬ再会と
ほどけぬ誤解と 降り積もる憎悪と

許し合う声と 握りしめ合う手を
この星は今日も 抱えて生きてる

作詞作曲:野田洋次郎

ネガティブなものとポジティブなもの、相反するものを世界は抱えながら成り立っている。

愛にできることはまだあるかい〜

愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい

君がくれた勇気だから 君のために使いたいんだ
君と分け合った愛だから 君とじゃなきゃ意味がないんだ

愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい

作詞作曲:野田洋次郎

君と一緒に運命に立ち向かうために、僕にできることは何なのか。
君のためにできること、君と一緒にいるためにできることは何なのか。

何もない僕たちに なぜ夢を見させたか〜

何もない僕たちに なぜ夢を見させたか
終わりある人生に なぜ希望を持たせたか

なぜこの手をすり抜ける ものばかり与えたか
それでもなおしがみつく 僕らは醜いかい
それとも キレイかい

答えてよ

作詞作曲:野田洋次郎

人生は夢や希望に満ち溢れているように見えるものの、なかなか自分のものにならないことばかり。
それでも僕たちは夢や希望を実現しようともがく。

愛の歌も 歌われ尽くした〜

愛の歌も 歌われ尽くした
数多の映画で 語られ尽くした
そんな荒野に 生まれ落ちた僕 君 それでも

愛にできることはまだあるよ
僕にできることはまだあるよ

作詞作曲:野田洋次郎

愛とは何か、それはこれまでの歴史の中ですべて表現されつくしている。
そんな中でも、愛にできることはまだあるはず。だから僕にできることをやっていく。

『天気の子』主題歌「愛にできることはまだあるかい」の考察まとめ

(C)2019「天気の子」製作委員会

RADWINPSの「愛にできることはまだあるかい」、本当に素晴らしい名曲ですね。
映画館でストーリーを観ながらこの曲が流れたときの感動はなかなか言葉にあらわせません。それぐらい感動しました。

今回は私なりに歌詞の意味について考察してみました。
人それぞれの感じ方があると思いますので、一つの参考になれば幸いです。

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